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○リポ蛋白分画
項目コード:3211 3
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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リポ蛋白分画
3F135-0000-023-233 -
血清
0.2 -
S09
↓
A00 -
(7日)
- 2~4
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49
※4
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アガロースゲル電気泳動法
電気泳動法
荷電粒子の浮遊する電解質溶液に通電すると,粒子は各粒子の荷電と逆の極側に移動する現象を利用し,移動度から目的の物質を測定する方法。
水溶液支持体にはセルロースアセテート膜,アガロースゲル,ポリアクリルアミドゲルなどが用いられる。 -
α
M 26.9~50.5
F 32.6~52.5
PREβ
M 7.9~23.8
F 6.6~20.8
β
M 35.3~55.5
F 33.6~52.0
(%)
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リポ蛋白分画
備考
&1
凍結保存は避けてください。
診療報酬
D007(15)
リポ蛋白分画
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
血清脂質は,リン脂質およびアポ蛋白と球状の複合体(リポ蛋白)をつくって血液中に存在しており,脂質代謝異常はリポ蛋白代謝異常として理解されている。したがって,高脂血症の診断と治療は,血清コレステロール値,血清トリグリセライド値の測定のみならず,リポ蛋白レベルでの検討が必要である。
血清リポ蛋白分画は電気泳動によりカイロミクロン,α(HDL),Preβ(VLDL),β(LDL)に分けられる。Β-VLDLはⅢ型高脂血症において認められる異常リポ蛋白である。よって脂質代謝異常を把握し,高脂血症の診断や治療方針を選択するうえで,重要な手がかりを与えるものである。
異常値を示す病態・疾患
適応疾患
高リポ蛋白血症
参考文献
測定法文献
芝 紀代子:目でみる電気泳動法2 91~99 1989
臨床意義文献
中尾 眞 他:電気泳動法の診断への応用 (東京化学同人) 85~110 1985