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○サイロキシン (T4)〔CLEIA〕
項目コード:5169
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
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サイロキシン (T4)〔CLEIA〕
4B030-0000-023-052 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
(21日)
- 3~5
-
105
※5
-
CLEIA
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。 - 4.53~8.38 (μg/dL)
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サイロキシン (T4)〔CLEIA〕
備考
※1
診療報酬
D008(11)
サイロキシン(T4)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
サイロキシン (T4) は、甲状腺でトリヨードサイロニン (T3) とともに合成され、血中では大部分が蛋白質と結合した結合型で存在し、ごく少量が遊離型として存在します。血中のT4は末梢組織で代謝され、遊離型T4のみがホルモン作用を発揮します。従って、甲状腺機能検査として遊離T4量を測定することが望ましいのですが、結合型と遊離型は動的平衡状態にあるため、結合型を測定することによっても血中のT4濃度を評価することができます。
異常値を示す病態・疾患
減少する疾患
T3 補充療法, TBG減少症, クレチン症, シーハン症候群, ヨード欠乏, 下垂体腫瘍, 甲状腺機能低下症, 重症消耗性疾患, 慢性甲状腺炎
上昇する疾患
Hashitoxicosis, TBG増加症, TSH産生腫瘍, やせ薬服用時, バセドウ病, プランマー病, ホルモン不応症, 亜急性甲状腺炎(初期), 経口避妊薬服用時, 甲状腺機能亢進症, 繊毛性疾患の一部
参考文献
臨床意義文献
女屋 敏正:臨床検査 38 (11):99~101, 1994.
関連項目
- トリヨードサイロニン (T3)
- サイロキシン結合グロブリン (TBG)