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サイロキシン(T4)(2021年9月30日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    サイロキシン(T4)(2021年9月30日ご依頼分をもって受託中止)
    血清
    0.3
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4
    111
    ※5
    ECLIA

    ECLIA(Electro chemiluminescence immunoassay)
    電気化学発光免疫測定法
    抗体を結合したビーズを用いて抗原と反応させた後,ルテニウムピリジン錯体で標識した抗体を抗原に2次反応させ,電気化学反応によりルテニウムピリジン錯体の発光強度を測定する方法。

    6.10~12.4(μg/dL)

備考

&エ

診療報酬

D008(12)
サイロキシン(T4)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点

容器

臨床意義

甲状腺ホルモンは血中では大部分が蛋白質と結合した結合型で存在し,ごく少量が遊離型として存在する.この遊離型のみが末梢組織に入り、ホルモン作用を発揮する。従って,甲状腺機能検査として,T4 量を測定する場合,遊離T4 量を測定するのが最も望ましいが結合型と遊離型は動的平衡状態にあるので,結合型ホルモンを測定することによっても血中の甲状腺ホルモン濃度を評価できる.

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

T3 補充療法, TBG減少症, クレチン症, シーハン症候群, ヨード欠乏, 下垂体腫瘍, 甲状腺機能低下症, 重症消耗性疾患, 慢性甲状腺炎

上昇する疾患

Hashitoxicosis, TBG増加症, TSH産生腫瘍, やせ薬服用時, バセドウ病, プランマー病, ホルモン不応症, 亜急性甲状腺炎(初期), 経口避妊薬服用時, 甲状腺機能亢進症, 繊毛性疾患の一部

参考文献

測定法文献
古屋 実,他:医学と薬学 74(3):317~326,2017.
臨床意義文献
横山 直方 他:日本臨床 53-増-372~375 1995

関連項目

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