現在のラボ:SRL Advanced Lab.FMA

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項目コード:0214
検査項目
JLAC10
HPLC(High performance liquid chromatography)
高速液体クロマトグラフィー
移動相に液体を用いる液体クロマトグラフィーで,高密度充填カラムと高圧ポンプを用いて高速かつ高精度に分離する方法。
※1
遮光してください。
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
遮光ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
生体内のビタミンEは脂溶性の抗酸化物質として働き,特殊な結合タンパク質をもたないことによって広く生体膜に分布する。
血中には遊離型のトコフェロールが存在し,そのうち90%程度がα-トコフェロールで残りはγ-トコフェロールである。
代謝経路は,まず,小腸でカイロミクロンに取り込まれ,腸管リンパ管をへて静脈に入り,肝臓でリポタンパク質生成に伴って,その脂質に受動的に拡散して血中を運搬される。血清または血漿ビタミンEは未熟児,新生児は低値を示し,肝障害による胆汁うっ滞,脂肪吸収障害ではビタミンEの吸収が悪く,その値が低下し,高度の欠乏状態では種々の神経症状が出現することが知られている。
高脂血症をきたす疾患
栄養失調症, 吸収障害症, 新生児, 未熟児
測定法文献
阿部 皓一 他:ビタミン 49-7-259~263 1975
臨床意義文献
日本ビタミン学会編:ビタミンハンドブック1 脂溶性ビタミン (化学同人) 49~72 1989