現在のラボ:SRL Advanced Lab.FMA
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項目コード:3462
検査項目
JLAC10
ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。
※エ
D014(27)
抗カルジオリピン抗体
免疫学的検査判断料144点
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
抗リン脂質抗体(antiphospholipid antibody:aPL)は,反復性の流産・子宮内胎児死亡,全身の動・静脈血栓症(特に下肢深部静脈血栓症,肺梗塞,脳梗塞など),血小板減少症などと密接に関連しており,これらの症例を抗リン脂質抗体症候群(antiphospholipid syndrome:APS)と呼ぶ。
ただしこのaPLが認識する抗原はリン脂質そのものではなく,リン脂質と結合した血漿蛋白であることが判明しており,抗カルジオリピン抗体(aCL)はカルジオリピンと結合したβ2-glycoproteinⅠ(:β2GPI)などと反応する抗体である。
本検査はこのカルジオリピンとカルジオリピンに結合する血漿蛋白に対するIgG抗体を測定しており,APSの診断や治療効果,再発の予知などに有用である。
SLE, 抗リン脂質抗体症候群, 習慣性流産, 動静脈血栓症, 不育症
測定法文献
岡田 純 他:医学と薬学 36-6-1389~1394 1996
臨床意義文献
鏑木 淳一 他:臨床免疫 21-12-1969~1973 1989