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現在のラボ:札幌ミライラボ

抗カルジオリピン抗体 (IgG)(2022年3月31日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    抗カルジオリピン抗体 (IgG)(2022年3月31日ご依頼分をもって受託中止)
    5G508-0000-023-023
    血清
    0.3
    S09

    A00
    冷蔵
    2~5

    232
    ※6
    ELISA

    ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
    酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。

    10未満(U/mL)

備考

&エ

診療報酬

D014(27)
抗カルジオリピン抗体
免疫学的検査判断料144点

  • 「抗CL・β2GPI抗体」、「抗カルジオリピンIgG抗体」を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。
  • 「抗カルジオリピンIgG抗体」、「抗カルジオリピンIgM抗体」、「抗β2グリコプロテインⅠ IgG抗体」及び「抗β2グリコプロテインⅠ IgM抗体」の検査を併せて実施した場合は、主たるもの3つに限り算定する。

容器

補足情報

臨床意義

抗リン脂質抗体(antiphospholipid antibody:aPL)は,反復性の流産・子宮内胎児死亡,全身の動・静脈血栓症(特に下肢深部静脈血栓症,肺梗塞,脳梗塞など),血小板減少症などと密接に関連しており,これらの症例を抗リン脂質抗体症候群(antiphospholipid syndrome:APS)と呼ぶ。
ただしこのaPLが認識する抗原はリン脂質そのものではなく,リン脂質と結合した血漿蛋白であることが判明しており,抗カルジオリピン抗体(aCL)はカルジオリピンと結合したβ2-glycoproteinⅠ(:β2GPI)などと反応する抗体である。
本検査はこのカルジオリピンとカルジオリピンに結合する血漿蛋白に対するIgG抗体を測定しており,APSの診断や治療効果,再発の予知などに有用である。

異常値を示す病態・疾患

上昇する疾患

SLE, 抗リン脂質抗体症候群, 習慣性流産, 動静脈血栓症, 不育症

参考文献

測定法文献
岡田 純 他:医学と薬学 36-6-1389~1394 1996
臨床意義文献
鏑木 淳一 他:臨床免疫 21-12-1969~1973 1989

関連項目

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