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現在のラボ:札幌ミライラボ

抗カルジオリピン β2グリコプロテインⅠ 複合体抗体 (抗CL・β2GPⅠ抗体)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 抗カルジオリピン β2グリコプロテインⅠ 複合体抗体 (抗CL・β2GPⅠ抗体)
    5G504-0000-023-023
    血清
    0.3
    S09

    A00
    凍結
    (1ヵ月)
    2~5

    223
    ※6
    ELISA

    ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
    酵素免疫測定法
    固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。

    3.5未満(U/mL)

備考

&1

診療報酬

D014(29)
抗カルジオリピンβ2グリコプロテインⅠ複合体抗体
免疫学的検査判断料144点

  • 「抗カルジオリピンβ2グリコプロテインⅠ複合体抗体」と「抗カルジオリピンIgG抗体」、「抗カルジオリピンIgM抗体」、「抗β2グリコプロテインⅠIgG抗体」又は「抗β2グリコプロテインⅠIgM抗体」を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。

容器

補足情報

臨床意義

抗リン脂質抗体(antiphospholipid antibody:aPL)は,反復性の流産・子宮内胎児死亡,全身の動・静脈血栓症(特に下肢深部静脈血栓症,肺梗塞,脳梗塞など),血小板減少症などと密接に関連しており,これらの症例を抗リン脂質抗体症候群(antiphospholipid syndrome:APS)と呼ぶ。ただしこのaPLが認識する抗原はリン脂質そのものではなく,リン脂質と結合した血漿蛋白であることが判明しており,抗カルジオリピン抗体(aCL)はカルジオリピンと結合したβ2-glycoproteinⅠ(:β2GPI)などと反応する抗体である。
本検査はこのカルジオリピンとβ2GPIとの複合体に対するIgG抗体を測定しており,APSの診断や治療効果,再発の予知などに有用である。

異常値を示す病態・疾患

上昇する疾患

SLE, 抗リン脂質抗体症候群, 習慣性流産, 動静脈血栓症, 不育症

参考文献

測定法文献
野島 順三 他:医学と薬学 32-6-1315~1320 1994
臨床意義文献
小池 隆夫 他:医学と薬学 26-3-535~543 1991

関連項目

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