現在のラボ:SRL Advanced Lab.FMA

項目コード:0795
検査項目
JLAC10
金コロイド法
金コロイド標識抗体を反応させ,抗原抗体反応により金コロイド粒子が凝集する色調変化を光学的に測定する方法。
※1
推算GFRcys(項目コード No.0970)を同時に依頼いただきますと推算GFRcys値をご報告いたします。(下記参照)
D007(30)
シスタチンC
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
男性:推算GFRcys値 (mL/min/1.73m2) =(104×Cys-C-1.019×0.996Age)-8
女性:推算GFRcys値 (mL/min/1.73m2) =(104×Cys-C-1.019×0.996Age×0.929)-8
血清シスタチンCは国際的な標準物質に基づく測定結果を用いて推算します。
18歳以上に適用されます。(18歳未満には適用しません。)
腎臓における糸球体濾過率(GFR)の指標で、現在繁用されている尿素窒素(BUN)やクレアチニン(Cr)にはGFRの指標として使用するには、食事の影響や組織蛋白の異化や肝機能に敏感に反応し変動してしまう。また、β2マイクログロブリンやα1マイクログロブリンは感度が高いGFRの指標であるが、炎症や悪性腫瘍が併存することで偽高値となる。したがって、シスタチンCは簡便特異性が高く、従来の検査と比べて感度が高いGFRの指標として有用である。
早期腎症, 糖尿病性腎症, 慢性腎臓病(CKD)
測定法文献
Tanaka M,et al:Clinical Biochemistry 37:27~35,2004.
臨床意義文献
平田 昭彦,他:日本臨床 60(増8):515~519,2002.