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マイコプラズマジェニタリウムrRNA 定性(2021年8月31日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    マイコプラズマジェニタリウムrRNA 定性(2021年8月31日ご依頼分をもって受託中止)
    6B617-0000-001-886
    部分尿
    2
    V20
    冷蔵
    4~10
    TMA

    TMA(Transcription mediated amplification)
    2種類の酵素と2種類のプライマーおよび基質を用いてRNAを増幅する方法。
    抽出したRNAから逆転写酵素により2本鎖DNAを合成し,この2本鎖DNAを鋳型としてRNAポリメラーゼの転写反応によりRNAを合成することを繰り返し,目的とするRNA領域を増幅させる。

    (-)
その他の受託可能材料

備考

※エ
凍結保存は避けてください。他項目との重複依頼は避けてください。
検体採取後、速やかに専用容器に移し、ご提出ください。採取方法の厳守をお願いします。採取方法を厳守していただかないと、特に分泌物は検体の粘性が高くなり、検査結果をご報告できなくなる場合があります。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。

容器

補足情報

臨床意義

性感染症において、男性では尿道炎が、女性では子宮頸管炎が多く、原因微生物としては、淋菌とクラミジアの頻度が高いことが知られています。近年、淋菌とクラミジア以外の病原微生物による尿道炎・子宮頸管炎の存在が明らかとなり、特に男性においては、非クラミジア性非淋菌性尿道炎(NCNGU:non-chlamydial non-gonococcal urethritis)という疾患名が用いられるようになっています。
NCNGUでは、様々な微生物が分離されることが報告されていますが、現在までにマイコプラズマ ジェニタリウムの病原性が、数多くの研究により確立しています。今後、NCNGUの治療において、マイコプラズマ ジェニタリウムの検出が重要になると考えられています。
本検査は、核酸増幅法の一つであるTMA(Transcription Mediated Amplification)法により、部分尿または分泌物からマイコプラズマ ジェニタリウムのrRNAを検出する定性検査です。性感染症分野での研究検査としてご活用ください。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

性感染症(尿道炎・子宮頸管炎)

参考文献

測定法文献
Le Roy C,et al:J Clin Microbiol 55(11):3194~3200,2017.
臨床意義文献
濵砂 良一,他:日本化学療法学会雑誌 66(3):323~340,2018.

関連項目

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