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現在のラボ:札幌ミライラボ

CK (CPK)アイソザイム

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • CK (CPK)アイソザイム
    3B025-0000-023-233
    速やかに遠心
    血清
    0.3
    S09

    A00
    凍結
    2~5
    55
    ※4
    アガロースゲル電気泳動法

    電気泳動法
    荷電粒子の浮遊する電解質溶液に通電すると,粒子は各粒子の荷電と逆の極側に移動する現象を利用し,移動度から目的の物質を測定する方法。
    水溶液支持体にはセルロースアセテート膜,アガロースゲル,ポリアクリルアミドゲルなどが用いられる。

    BB 2以下 MB 6以下 MM 93~99 (%)

備考

&1
採血後,速やかに血清分離してください。

診療報酬

D007(17)
CKアイソザイム
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点

容器

臨床意義

健常人はMMが大部分で,MBは6%以下,BBは2%以下である.血清中MBは心筋梗塞発作後,4~8時間で増加し,24時間で最大となり(総活性の40%まで増加),3日間上昇がみとめられることが多い.また,進行性筋ジストロフィー,皮膚筋炎,筋損傷に伴うミオグロビン尿症などでもMB増加がみとめられることがある. BB増加はきわめてまれであるが,悪性異常高熱症,腫瘍性疾患(胃,前立腺,肺など),腎不全,腸梗塞などでみられることがある.

異常値を示す病態・疾患

BB上昇

新生児, 脳障害

MB上昇

筋ジストロフィー, 心筋梗塞

m-CPK

ミトコンドリア由来のCPK

マクロCPK

免疫グロブリンなどと結合したCPK

参考文献

測定法文献
高木 康 他:臨床検査 32-11-1309~1315 1988
臨床意義文献
芝 紀代子:目でみる電気泳動法1 (医歯薬出版) 88~95 1988 

関連項目

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