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○CK (CPK)アイソザイム
項目コード:363
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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CK (CPK)アイソザイム
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血清
0.3 -
S09
↓
A00 -
- 2~4
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55
※4
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アガロースゲル電気泳動法
電気泳動法
荷電粒子の浮遊する電解質溶液に通電すると,粒子は各粒子の荷電と逆の極側に移動する現象を利用し,移動度から目的の物質を測定する方法。
水溶液支持体にはセルロースアセテート膜,アガロースゲル,ポリアクリルアミドゲルなどが用いられる。 - BB 2以下 MB 6以下 MM 93~99 (%)
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CK (CPK)アイソザイム
備考
&1
採血後、速やかに血清分離してください。
診療報酬
D007(17)
CKアイソザイム
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
健常人はMMが大部分で,MBは6%以下,BBは2%以下である.血清中MBは心筋梗塞発作後,4~8時間で増加し,24時間で最大となり(総活性の40%まで増加),3日間上昇がみとめられることが多い.また,進行性筋ジストロフィー,皮膚筋炎,筋損傷に伴うミオグロビン尿症などでもMB増加がみとめられることがある. BB増加はきわめてまれであるが,悪性異常高熱症,腫瘍性疾患(胃,前立腺,肺など),腎不全,腸梗塞などでみられることがある.
異常値を示す病態・疾患
BB上昇
新生児, 脳障害
MB上昇
筋ジストロフィー, 心筋梗塞
m-CPK
ミトコンドリア由来のCPK
マクロCPK
免疫グロブリンなどと結合したCPK
参考文献
測定法文献
高木 康 他:臨床検査 32(11):1309~1315, 1988.
臨床意義文献
芝 紀代子:目でみる電気泳動法1 (医歯薬出版) 88~95 1988