現在のラボ:札幌ミライラボ

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項目コード:308902
検査項目
JLAC10
&E
D012(37)
ブルセラ抗体半定量
免疫学的検査判断料144点
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
ブルセラ症は,人畜共通感染症のひとつで世界各地にその分布が認められている。ヒトへの主な感染経路は家畜などの動物との接触,非加工乳製品摂取,海外旅行,動物飼育,取扱者,実験室内での感染事故であり,ヒトからヒトへの感染はみられない。
ブルセラ症は全身症状を呈しあらゆる臓器に感染を起こすことで知られている。発熱,発汗,疲労,体重減少,うつ状態などの症状がみられ,身体所見では発熱(数ヶ月続くこともあり),リンパ管腫脹,肝脾腫大,合併症として骨格異常や関節炎,心血管など様々である。ブルセラ症の免疫学的診断のひとつとしてまた症状の改善とともに抗体価の下降による治療効果の判定指標となる。
ブルセラ症(波状熱,マルタ熱)
測定法文献
Carmichael LE et al:J Am Veterinary Medical Association 152-6-605~616 1968
臨床意義文献
伊佐山 康郎:日本臨床 43-春臨増-530~532 1985