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現在のラボ:札幌ミライラボ

免疫電気泳動 〔特異抗血清による同定〕

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 免疫電気泳動 〔特異抗血清による同定〕
    5A136-0000-023-086
    血清
    0.4
    S09

    A00
    冷蔵
    4~7

    218
    ※6
    免疫固定法

備考

&1
特異抗血清の検索は異常蛋白を中心に行いますので,ご了承ください。年齢,病歴を明記してください。

診療報酬

D015(24)
免疫電気泳動法(特異抗血清)
免疫学的検査判断料144点

  • 「免疫グロブリンL鎖κ/λ比」と「免疫電気泳動法(抗ヒト全血清)」又は「免疫電気泳動法(特異抗血清)」を同時に実施した場合は、主たるもののみ算定する。
  • 「免疫電気泳動法(特異抗血清)」及び「免疫固定法(モノクローナル抗体を用いた場合)」については、同一検体につき一回に限り算定する。
  • 同一検体について「免疫電気泳動法(特異抗血清)」又は「免疫固定法(モノクローナル抗体を用いた場合)」を併せて行った場合は、主たる検査の所定点数のみを算定する。
  • 「免疫電気泳動法(特異抗血清)」は、免疫固定法により実施した場合にも算定できる。
  • 「免疫固定法(モノクローナル抗体を用いた場合)」は、ダラツムマブ由来の IgG-κの影響を回避することができるものとして薬事承認又は認証を得ている体外診断用医薬品を用いて、免疫固定法により、ダラツムマブが投与された患者における多発性骨髄腫又は全身性ALアミロイドーシスの治療効果判定を目的として行った場合に、算定する。

容器

臨床意義

免疫電気泳動は電気泳動では分離できない微量蛋白成分を抗原抗体反応との組合せにより,血漿蛋白の半定量的な同定を行う検査法である。電気泳動によって分離した後に,寒天ゲル内で抗ヒト全血清や特異抗血清と反応させる。意義として蛋白成分の質的な変化,特に免疫グロブリンが単クローン性に血中に増量した場合のM-蛋白の同定,型判定,尿中Bence Jones蛋白の有無やその型を判定する上で重要な検査である。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患(免疫グロブリンの減少する疾患)

(1) 原発性免疫不全症, (2) 二次性免疫不全症, (3) 体外への漏出,ネフローゼ症候群等

上昇する疾患(免疫グロブリンの増加する疾患)-(1) 単クローン性の増加

原発性マクログロブリン血症, 多発性骨髄腫, 良性M蛋白血症

上昇する疾患(免疫グロブリンの増加する疾患)-(2) 多クローン性の増加

リンパ増殖性疾患, 悪性腫瘍, 慢性感染症

参考文献

測定法文献
大谷 英樹 他:日常検査法シリ-ズ11 免疫電気泳動 2版 8~26 1977
臨床意義文献
河合 忠:血漿蛋白 その基礎と臨床(医学書院) 531~559 1969

関連項目

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