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パラインフルエンザウイルス抗原(2021年3月31日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    パラインフルエンザウイルス抗原(2021年3月31日ご依頼分をもって受託中止)
    5F420-1410-064-748
    咽頭ぬぐい液
    V10
    冷蔵
    (6日)
    3~6
    シェル・バイアル法
    (-)

備考

&エ
凍結保存は避けてください。
シェル・バイアル法について
同時に複数検体をご依頼いただく場合は、所要日数が変動する場合がございます。予めご了承ください。

容器

補足情報

臨床意義

パラインフルエンザウイルスは,パラミキソウイルス科ウイルスで,血清型は1~4型に分類され,主に1~3型がヒトの呼吸器感染症を引き起こす。パラインフルエンザウイルスの感染は,まず主として鼻粘膜や咽頭粘膜が侵され,次いで気管支が侵される。1型,2型は5ケ月から6歳までの乳幼児に発生を見ることが多く,3型は感染力が強く通年発生し1歳までで50%以上,3歳まででほとんどが感染する。感染の特徴は,初感染は顕性感染,再感染は軽症の上気道感染または不顕性感染を示し,特に6カ月までの乳児では下気道感染を起こしやすく,重篤な症状を呈する場合がある。一方4型の感染は広範に起こるが,ほとんどが不顕性感染である。
パラインフルエンザの検査の意義として急性気道感染症を確定診断する目的で検査する。しかし,かぜ様疾患の病因を臨床的に確定診断することは困難であり,似た症状をきたすウイルスは多種存在する。臨床症状,年齢,季節,流行状況その他の情報から的を絞って検査し,診断を確定する。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

クループ, 気管支炎, 肺炎

参考文献

測定法文献
紺野 謙治,他:臨床とウイルス 17(1):89 ~ 95, 1989.
臨床意義文献
中村 良子:日本臨床 57-S3-305~308 1999

関連項目

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