現在のラボ:札幌ミライラボ
○MMP-3 (マトリックスメタロプロテイナーゼ-3)
項目コード:050202 / 2588
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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MMP-3 (マトリックスメタロプロテイナーゼ-3)
3B503-0000-023-062 -
血清
0.4 -
S09
↓
A00 -
- 2~5
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116
※6
- LTIA
- M 36.9~121 F 17.3~59.7(ng/mL)
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MMP-3 (マトリックスメタロプロテイナーゼ-3)
備考
不活化(非働化)検体ではデータ影響を及ぼす場合がありますので避けてください。
診療報酬
D014(09)
マトリックスメタロプロテイナーゼ-3(MMP-3)
免疫学的検査判断料144点
- 「リウマトイド因子(RF)定量」、「抗ガラクトース欠損IgG抗体定性」、「抗ガラクトース欠損IgG抗体定量」、「マトリックスメタロプロテイナーゼ-3(MMP-3)」、「C1q結合免疫複合体」、「モノクローナルRF結合免疫複合体」及び「IgG型リウマトイド因子」のうち3項目以上を併せて実施した場合には、主たるもの2つに限り算定する。
- 「抗シトルリン化ペプチド抗体定性」、「抗シトルリン化ペプチド抗体定量」、「抗ガラクトース欠損IgG抗体定性」、「抗ガラクトース欠損IgG抗体定量」、「マトリックスメタロプロテイナーゼ-3(MMP-3)」、「C1q結合免疫複合体」、「モノクローナルRF結合免疫複合体」及び「IgG型リウマトイド因子」のうち2項目以上を併せて実施した場合には、主たるもの1つに限り算定する。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
MMP-3は,RAで滑膜の増殖に伴い,滑膜表層細胞で発現・生産される酵素で,そのマトリックス分解作用の結果,関節破壊をきたすといわれている.また,産生されたMMP-3が関節液中に貯留し,それが血管やリンパ管を経由して血中に移行し血清中MMP-3値が上昇すると考えられている.そのため, 血清中MMP-3値はRAにおける滑膜増殖の程度を反映するといわれている.
また,早期RAの経過観察において,血清中MMP-3値が上昇または高値を維持した症例は進行性で,低下または低値を維持した症例は非進行性である傾向から,早期RAにおける滑膜増殖と関節破壊の予後予測のマ-カ-として有用であるといわれている. 血清中MMP-3値が上昇する疾患としてRA,早期RA,MRA,SLE,腎疾患,癌等がある.
参考文献
測定法文献
氏家 真二 他:医学と薬学 67(5):741~747,2012
臨床意義文献
神宮 政男 他:リウマチ 35(1):15~24,1995