現在のラボ:札幌ミライラボ
○HCV RNA定量
項目コード:737026 / 4954
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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HCV RNA定量
5F360-1453-023-875 -
血清
1.8 - S5F
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(21日)
- 3~6
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412
※7
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RT-PCR (リアルタイムPCR)
リアルタイムPCR
PCR法を基本原理とする核酸増幅法の一種であり,分解により蛍光を発するオリゴヌクレオチドを利用することにより,PCRサイクルごとに蛍光シグナルを確認することでリアルタイムにターゲット核酸の定量が可能となる測定方法。 - 検出せず(Log IU/mL)
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HCV RNA定量
備考
&1
他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので,検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
指定の採取量を下図の容器に採取後,4 ~ 5回静かに転倒混和し,室温にて30 ~ 60分放置してください。凝固完了を確認後,遠心分離しそのまま凍結してご提出ください。他項目との重複依頼は避けてください。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
診療報酬
D023(15)
HCV核酸定量〔分岐DNAプローブ法、PCR法又はTMA法と核酸ハイブリダイゼーション法を組み合わせた方法〕
微生物学的検査判断料150点
- ア 「HCV核酸定量」は、分岐DNAプローブ法、PCR法又はTMA法と核酸ハイブリダイゼーション法を組み合わせた方法により、急性C型肝炎の診断、C型肝炎の治療法の選択及び治療経過の観察に用いた場合にのみ算定できる。
イ 治療経過の観察の場合において、「HCV核酸検出」及び「HCV核酸定量」を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。
容器
S5F 旧容器記号 P1
凝固促進剤+血清分離剤入り (真空採血量5mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
補足情報
臨床意義
C型肝炎ウイルス(HCV)はウイルス性慢性肝炎の主要起因ウイルスである。HCV RNAの測定は「HCV感染診断」としてのHCV抗体陽性者のキャリアと既往感染者の鑑別に用いられるほか,抗ウイルス治療患者の「治療前効果予測や治療方法の選択」,治療中の「薬効モニタリング」,また抗ウイルス治療後の「効果判定」などに用いられるなど,HCV RNA定量検査はHCVキャリアの診断や治療に不可欠である。本検査法は,リアルタイムPCR法を用い血清中HCV RNA量を高感度かつ広範囲に測定する。
異常値を示す病態・疾患
慢性肝炎、肝硬変
C型肝炎ウイルス感染症
参考文献
測定法文献
菅原 昌章, 他: 医学と薬学 73(10): 1329~1339, 2016.
臨床意義文献
狩野 吉康,他:医学と薬学 58(1):137~149,2007