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現在のラボ:金沢ラボ

マイコプラズマニューモニエ

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • マイコプラズマニューモニエ
    5E106-0000-023-117
    血清
    0.2
    S09

    A00
    冷蔵
    2~4

    32
    ※6
    PA

    PA(Particle agglutination)
    粒子凝集反応
    抗原または抗体を吸着(結合)させたゼラチン粒子など(感作粒子)を用いて抗原抗体反応を行い,抗原抗体反応による凝集の有無により抗体または抗原の存在を判定する方法。

    40未満(倍)

備考

#1
下記参照(*PA)
*PA:出発希釈 40倍 (髄液の測定も可能です 検体量 0.4mL(冷蔵) 基準値 設定なし 出発希釈 2倍)

診療報酬

D012(04)
マイコプラズマ抗体半定量
免疫学的検査判断料144点

  • 「マイコプラズマ抗体定性」、「マイコプラズマ抗体半定量」、「マイコプラズマ抗原定性(免疫クロマト法)」又は「マイコプラズマ抗原定性(FA法)」を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。

容器

臨床意義

現在,ヒトから分離されるマイコプラズマは12種が知られているが,その中でヒトに対する病原性が確認されているのは肺炎をおこすM.pneumoniaeのみである。
臨床上問題となるのは健康人にもしばしば発症する肺炎である。特徴としては小児や若年成人に多く,長期にわたる頑固な咳であり,白血球数は正常か軽度増加,ペニシリン系およびセフェム系抗生剤が無効,寒冷凝集反応が陽性などである。マイコプラズマ肺炎が4年毎の周期で流行することはよく知られており,だいたいオリンピックが開催される年に一致している。しかし近年この周期性がはっきりしない傾向も見られる。
血清学的診断法としては,急性期と回復期のペア血清にて測定し,抗体価の有意の上昇(通常4倍以上)をもって,感染の有無を判断する。CF法は主にIgG抗体,PA法は主としてIgM抗体が測定される。しかし実際の臨床ではシングル血清しかとれないことも多い。この場合には,CFでは64倍以上,PA法では320倍以上で陽性と考えるが,マイコプラズマ感染症では再感染もときにみられるので,CF抗体価は高値を持続することもある。あくまで臨床症状や検査所見を参考にして診断をつける必要がある。なお結核と誤診される場合がある。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

ギランバレー症候群, マイコプラズマ肺炎, 関節炎, 紅斑丘疹性発疹症

参考文献

測定法文献
大関 トシイ 他:自治医科大学臨床検査技師年報 12-62~64 1988
臨床意義文献
賀来 満夫:SRL宝函 16-2-65~71 1992

関連項目

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