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○抗Jo-1抗体
項目コード:341302
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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抗Jo-1抗体
5G120-0000-023-092 -
血清
0.3 -
S09
↓
A00 -
- 3~5
-
140
※6
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オクタロニー法
オクタロニー法(Ouchterlony method)
平板内二重免疫拡散法
平板内二重免疫拡散法と呼ばれるゲル内拡散法の1つ。ゲル内で抗体と抗原を拡散させ,抗原抗体反応により形成された沈降線の数や反応性の有無から,抗原と抗体の反応を確認する方法。 - 陰性(倍)
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抗Jo-1抗体
備考
#1
診療報酬
D014(12)
抗Jo-1抗体半定量
免疫学的検査判断料144点 ★
- 「抗ARS抗体」と「抗Jo-1抗体定性」、「抗Jo-1抗体半定量」又は「抗Jo-1抗体定量」を併せて実施した場合は主たるもののみ算定する。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
抗Jo-1抗体は,多発性筋炎/皮膚筋炎(PM/DM)に特異的な自己抗体として見いだされ,しかも陽性例はPM/DMに限られることから,PM/DMの重要な疾患標識抗体(マーカー抗体)とされている。
PM/DMの診断は一般的には,筋力低下,筋痛などの臨床症状,筋原性酵素の上昇,筋電図所見,筋生検,皮膚所見などの総合判断によるが,疾患特異抗体と考えられている抗Jo-1抗体は診断の補助となる。筋生検を行っても特異的な所見が得られない場合もあり,特に成人型の筋ジストロフィーとの鑑別に有用である。また抗Jo-1抗体陽性例では間質性肺炎を高率に合併する報告もみられる。その他,抗Jo-1抗体陽性例で出現頻度が高い臨床症状には,多発関節炎やレイノー現象などがある。
異常値を示す病態・疾患
適応疾患
多発性筋炎/皮膚筋炎(PM/DM)
参考文献
測定法文献
西海 正彦:臨床検査機器・試薬 13-4-835~838 1990
臨床意義文献
西海 正彦 他:日本内科学会雑誌 75-11-1597~1601 1986