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○ビタミンB6
項目コード:020102
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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ビタミンB6
3G036-0000-023-204 -
血清
0.5 -
S09
↓
ASS -
- 3~5
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HPLC
HPLC(High performance liquid chromatography)
高速液体クロマトグラフィー
移動相に液体を用いる液体クロマトグラフィーで,高密度充填カラムと高圧ポンプを用いて高速かつ高精度に分離する方法。 - ピリドキサミン M 0.6以下 F 0.6以下 ピリドキサール M 6.0~40.0 F 4.0~19.0 ピリドキシン M 3.0以下 F 3.0以下 (ng/mL)
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ビタミンB6
備考
#1
遮光してください。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ASS 旧容器記号 i
遮光ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
ビタミンB6にはピリドキシン(PN),ピリドキサール(PL),ピリドキサミン(PM)の3つがあり,主に肝,腎,脳などでピリドキサールリン酸(PLP)に容易に転換する。ピリドキサールリン酸(PLP)はビタミンB6の生体内における主なものは活性型で,補酵素としてだけでなく種々の酵素のリシン残基に結合してその活性を阻害する。ビタミンB6は食品中に多く含まれ,また腸内細菌による合成の関与もあると考えられているので,通常の食生活をしている限り欠乏症が問題となることはないが,薬剤の投与による補酵素作用の不活性化,発熱・腫瘍等によるビタミンB6需要の増大による欠乏状態を知る上でひとつの指標となる。
異常値を示す病態・疾患
高値
VB6剤を投与されている場合
低値
ビタミンB6欠乏症(皮膚炎,貧血,高コレステロール血症,脂肪肝,抗体形成不全)
参考文献
測定法文献
吉田 継親 他:薬学雑誌 98-10-1319~1326 1978
臨床意義文献
安田 和人 他:日本臨床 53-増-701~703 1995