SRL総合検査案内

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FGFR2融合遺伝子(FISH)

  • 検査項目
    JLAC10

    提出材料
    検体量
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
  • FGFR2融合遺伝子(FISH)
    未染標本スライド
    未染標本スライド3枚
    Z10
    室温
    8~14

    7824
    ※8
    FISH

    FISH(Fluorescence in situ hybridization)
    蛍光 in situ ハイブリダイゼーション
    蛍光色素で標識したプローブを用いて標的DNAとハイブリダイゼーションを行い、特定の波長で発色させた蛍光部位を染色体上のシグナルとして蛍光顕微鏡下で検出する方法。
    蛍光色素で標識したプローブと標的DNAを直接結合させる直接法と、標識物質で標識したプローブと標的DNAを結合させた後に、標識プローブと蛍光物質を結合させて発色させる間接法がある。

備考

#1
●提出方法
1)癌細胞の有無が不明な場合もありますので、検査依頼時に病理診断書(コピー)の添付をお願いいたします。(ただし、当社で一般病理検査を実施している場合は不要です。)なお、諸事情により添付できない場合には、依頼書に病理診断名(組織型等)の他、臨床情報等可能な範囲での記載をお願いいたします。
2)材料は胆道癌(原発巣または転移巣)の未染標本スライド(ホルマリン固定パラフィンブロックから作製されたもの)となります。シランなどのコーティングスライドをご使用のうえ、薄切後は約40℃で一晩乾燥させた後、ご提出ください。
3)組織は3~5μmの厚さに薄切し、なるべく中央に貼り付けてください。
4)パラフィンブロックでご依頼の場合、未染標本スライド作製のため所要日数が遅れますので、営業員へご確認ください。

診療報酬

N005-2×1.2
ALK融合遺伝子標本作製
病理判断料130点

  • FGFR2融合遺伝子標本作製は、治癒切除不能な胆道癌患者を対象として、FGFR阻害剤の投与の適応を判断することを目的として、FISH法(Break-apart法)により遺伝子標本作製を行った場合に、「希少疾病等の検査に用いるものとして配慮が必要な体外診断用医薬品に係る技術料の設定方法」に基づく係数120/100を乗じ算定する。なお、当該薬剤の投与方針の決定までの間に1回を限度とする。

容器

補足情報

臨床意義

線維芽細胞増殖因子受容体(FGFR)は、組織の発生や代謝などに関与している受容体型チロシンキナーゼで、FGFR1からFGFR4までの4種類があります。
FGFR2融合遺伝子は胆道癌におけるドライバー遺伝子として知られており、近年では治療標的としても注目されています。
本検査は、「がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道癌」に対して「タスルグラチニブコハク酸塩(商品名:タスフィゴ®)」の適応の判定を補助するために用いるコンパニオン検査です。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

胆道癌

参考文献

測定法文献
AmoyDx® FGFR2 Gene Break-apart FISHプローブキット添付文書
臨床意義文献
Furuse J, et al:J Clin Oncol 42(3 suppl):471, 2024.

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