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HBV DNAラミブジン耐性遺伝子(2019年6月24日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    HBV DNAラミブジン耐性遺伝子(2019年6月24日ご依頼分をもって受託中止)
    5F040-1405-023-849
    血清
    0.5
    S3F,S5F
    凍結
    (21日)
    4~10
    PCR-ELMA

備考

#エ
他項目との重複依頼は避けてください。本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
[382926]HBV DNAラミブジン耐性遺伝子の結果報告
下記の3タイプの存在について(-)または(+)でご報告いたします。
「 HBVラミブジンYMDD」(野生型:Met)
「HBVラミブジンYVDD」(変異型:Val)
「 HBVラミブジンYIDD」(変異型:Ile)
全てのタイプが検出されなかった場合,「検出せず」のご報告となります。
指定の採取量を下図の容器に採取後,4 ~ 5回静かに転倒混和し,室温にて30 ~ 60分放置してください。凝固完了を確認後,遠心分離しそのまま凍結してご提出ください。他項目との重複依頼は避けてください。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。

容器

補足情報

臨床意義

現在までのところB型肝炎ウイルス(HBV)感染症に対する有効な治療法は未だ確立されておらず,抗ウイルス療法としてインターフェロンが,免疫療法としてステロイドが用いられている.しかしこれらの治療法では十分な効果が得られない症例もある.
英国グラクソ社で開発されたラミブジン(Lamivudine:(-)-2'-deoxy-3-thiacytidine)はHBVの逆転写酵素を阻害し,ウイルスの増殖を抑える新しいHBVの抗ウイルス剤として臨床上注目されている.しかし,この薬剤を長期投与した場合において変異体が出現し,臨床効果を妨げていることが明らかになってきた.その中で最も報告が多いのが,逆転移酵素に特徴的なチロシン(Y),メチオニン(M),アスパラギン酸(D),アスパラギン酸(D)で構成されるYMDD motifと呼ばれる部分の変異である.
ラミブジン耐性HBVではMがV(バリン),I(イソロイシン)に変異したYVDD,YIDDといった変異体が存在する.この変異を検出することはラミブジンを長期投与する場合において,病態の把握や予後の予測に重要である.
本法はYMDDmotifのMがvやIへの変更をPCR-ELMAにより高感度にHBVラミブジン耐性遺伝子を検出する。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

B型肝炎ウイルス感染症

参考文献

測定法文献
Kobayashi S et al:Hepatology Research 17-31~42 2000
臨床意義文献
谷川 久一 他:肝胆膵 40-1-171~190 2000

関連項目

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