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現在のラボ:金沢ラボ

胃癌HER2タンパク(IHC)

  • 検査項目
    JLAC10

    提出材料
    検体量
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
  • 胃癌HER2タンパク(IHC)
    5D590-0000-075-666
    未染標本スライド
    未染標本スライド4枚
    Z10
    室温
    4~6

    690
    ※8
    免疫組織化学染色法

備考

#1
結果報告について
病理細胞診検査の結果報告は、シーピーエル、八王子ラボラトリーの報告書にて報告させていただきます。
シランなどのコーティングスライドをご使用のうえ,薄切後は約40℃で一晩乾燥させた後,速やかにご提出ください。組織剥離防止の為にベーキングさせる場合でも,なるべく短時間で(1時間以内)処理を行い,スライドグラスをそれ以上の時間,高温に置くことは避けてください。なお胃癌HER2検査病理部会作成の検査ガイドは10%中性緩衝ホルマリンで6~72時間以内(生検標本の場合は検体の大きさに準ずる。但し、固定時間は6時間以上)固定した材料が望ましいとされています。組織を3~4μmの厚さに薄切してください。

診療報酬

N002(03)
HER2タンパク〔半定量法又はEIA法(酵素免疫測定法)〕
病理判断料130点

  • 「免疫染色(免疫抗体法)病理組織標本作製」は、病理組織標本を作製するにあたり免疫染色を行った場合に、方法(蛍光抗体法又は酵素抗体法)又は試薬の種類にかかわらず、1臓器につき1回のみ算定する。
  • 「HER2タンパク」は、半定量法又はEIA法(酵素免疫測定法)による病理標本作製を行った場合に限り算定する。
  • 「HER2遺伝子標本作製」と「HER2タンパク」を併せて行った場合は3,050点の算定となります。

容器

補足情報

臨床意義

HER2タンパク過剰発現を認める胃癌症例において、ハーセプチンによる生存期間延長効果が示されており、治療に先立ちその状況を確認することは必要不可欠である。本検査により対象者を選別すると共に、無用な副作用の危険性を回避する。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患-悪性腫瘍

胃癌

参考文献

測定法文献
名倉 宏,他:渡辺・中根 酵素抗体法 改定四版(学際企画):136~143,2002.
臨床意義文献
胃癌トラスツズマブ病理部会:HER2検査ガイド 胃癌編

関連項目

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