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現在のラボ:金沢ラボ

CCR4タンパク〔FCM〕

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 曜日指定
    CCR4タンパク〔FCM〕
    5D596-0000-019-662
    血液(ヘパリン加)
    5.0
    PH5
    室温
    3~5

    10000
    ※3
    フローサイトメトリー

    フローサイトメトリー(Flow cytometry)
    蛍光色素で標識したモノクローナル抗体で染色した細胞を高速度で流しながらレーザー光を照射し,前方散乱光(細胞の大きさ)や90°散乱光(細胞の内部構造)と蛍光強度(細胞表面の対応抗原)から個々の細胞を解析する方法。
    2種類の蛍光色素を用いて二重染色を行い解析する場合はTwo-colorフローサイトメトリーと呼ばれる。

    陰性

備考

#1
受託可能日は月~金曜日です。「ポテリジオ®(一般名:モガムリズマブ)」を投薬された検体で検査を実施した際には,正しい結果が得られないことがありますので,ご注意ください。本検査結果は,臨床症状や他の検査結果などを考慮して総合的に判断してください。
CCR4タンパク〔FCM〕の注意事項
モガムリズマブ(遺伝子組換え)の適応を判断するための補助に用います。ATL(Adult T-cell leukemia-lymphoma,成人T細胞白血病リンパ腫)の診断や治療効果の確認を目的とした使用については有効性が確認されていないので,そのような目的で使用しないでください。(試薬添付文書より)
下図の容器に採血し,よく混和させ,室温保存してください。
検体は採取後,当日中にご提出ください。

診療報酬

D006-10
CCR4タンパク(フローサイトメトリー法)
血液学的検査判断料125点

  • 「CCR4タンパク(フローサイトメトリー法)」及び「CCR4タンパク」を同一の目的で行った場合には、原則としていずれか一方のみを算定する。ただし、医学的な必要性がある場合には、併せて実施した場合であっても、いずれの点数も算定できる。なお、この場合においては、診療報酬明細書の摘要欄にその理由及び医学的な必要性を記載すること。

容器

補足情報

臨床意義

再発、再燃したATL患者に対して、ATL治療薬「モガムリズマブ」の適応患者を判定するための検査。

参考文献

測定法文献
日本臨床検査標準協議会 血液検査標準化検討委員会:日本臨床検査標準協議会会報 18(2):69 ~ 107, 2003.
臨床意義文献
石田 高司 他:血液・腫瘍科 56(5):562~571,2008.

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