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項目コード:011024802 / 276702 6
検査項目
JLAC10
電気泳動法
荷電粒子の浮遊する電解質溶液に通電すると,粒子は各粒子の荷電と逆の極側に移動する現象を利用し,移動度から目的の物質を測定する方法。
水溶液支持体にはセルロースアセテート膜,アガロースゲル,ポリアクリルアミドゲルなどが用いられる。
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特異抗血清の検索は異常蛋白を中心に行いますので,ご了承ください。年齢,病歴を明記してください。
D015(17)
免疫電気泳動法(抗ヒト全血清)
免疫学的検査判断料144点
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
免疫電気泳動は蛋白分画では分離できない微量蛋白成分を抗原抗体反応との組合せにより,血漿蛋白の半定量的な同定を行う検査法である。電気泳動によって分離した後に,寒天ゲル内で抗ヒト全血清や特異抗血清と反応させる。抗原抗体反応により沈降線が形成され,その沈降線などから病態解析を行う。蛋白成分は様々な病気において質的あるいは量的に変動をきたすので、それらの成分を分析することで疾患の診断や病態把握に有用である。
(1) 原発性免疫不全症, (2) 二次性免疫不全症, (3) 体外への漏出,ネフローゼ症候群等
原発性マクログロブリン血症, 多発性骨髄腫, 良性M蛋白血症
リンパ増殖性疾患, 悪性腫瘍, 慢性感染症
測定法文献
大谷 英樹 他:日常検査法シリ-ズ11 免疫電気泳動 2版 8~26 1977
臨床意義文献
松田 重三:タンパク分画と免疫電気泳動像 (医歯薬出版) 8~21 1979