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アルブミン (Alb)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 緊急
    アルブミン (Alb)
    3A015-0000-023-271
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    (1ヵ月)
    1~2(至急対応可)

    11
    ※4
    BCP改良法
    3.8~5.2(g/dL)

備考


ヒトアルブミンと特異性の高いBCPと反応させる方法です。

診療報酬

D007(01)
アルブミン(BCP改良法・BCG法)
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点 ☆

  • 「蛋白分画」、「総蛋白」及び「アルブミン(BCP改良法・BCG法)」を併せて測定した場合は、主たるもの2つの所定点数を算定する。

容器

補足情報

臨床意義

アルブミンは肝で合成され血清総蛋白の約60%を占める成分である。膠質浸透圧を維持に関係し,ビリルビン,尿酸,遊離脂肪酸,サイロキシン,Ca,Cu,Zn,そのほか各種薬剤や色素などの物質との結合輸送に重要な役割をもつ。臨床的には全身栄養状態や腔内・体外への喪失の把握,肝機能障害の検査として利用される。

異常値を示す病態・疾患

減少する疾患

ネフローゼ症候群, 悪性腫瘍, 栄養不良, 炎症性疾患, 感染症, 肝硬変, 吸収不良症候群, 甲状腺機能亢進症, 重症肝障害, 腎不全, 水血症, 先天性無アルブミン血症, 全身性浮腫, 体腔液貯留, 蛋白漏出性胃腸症, 本態性低タンパク血症

上昇する疾患

肝炎の回復期, 血液濃縮, 脱水症

参考文献

測定法文献
浅井 孝道:検査と技術 7(10):815~820,1979.
臨床意義文献
浦山 修,他:臨床検査学講座 臨床化学検査学 第3版 (医歯薬出版):159 ~161,2010.

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