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○Mg(マグネシウム)
項目コード:0030 7
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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Mg(マグネシウム)
3H025-0000-023-271 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
(1ヵ月)
- 1~2
-
11
※4
- キシリジルブルー法
- 1.8~2.6(mg/dL)
-
Mg(マグネシウム)
備考
*
診療報酬
D007(01)
マグネシウム
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点 ☆
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
Mgの生体内における生化学的作用は多岐にわたり,しかも酵素活性やエネルギー代謝過程に不可欠である。従来,独特の症状,徴候がないので単独で取り上げられることは少なかったが,その病態生理学的役割の重要性についても再認識する必要がある。ことに体液喪失時や利尿剤の長期投与時は定期的に血清Mg濃度の検査が必要となる。一方尿中Mg量はMg欠乏症の診断に有用である。
異常値を示す病態・疾患
上昇する疾患
Mg剤過剰投与, Addison病, ビタミンD投与, ミルク・アルカリ症候群, リチウム治療, 急性肝炎, 急性腎不全乏尿期, 甲状腺機能低下症, 高Mg透析液使用, 白血病, 慢性腎不全
減少する疾患
SIADH, 家族性腎性Mg喪失症, 吸収不良症候群, 急性膵炎, 原発性アルドステロン症, 高Ca血症, 糖尿病, 尿細管性アシドーシス, 慢性アルコール中毒, 慢性腎不全利尿期, 利尿剤投与
参考文献
測定法文献
北村 元仕:実践臨床化学 1版 (医歯薬出版) 166~171 1974
臨床意義文献
荒川 泰行 他:日本臨床 53-増-762~768 1995