現在のラボ:セントラルラボ

項目コード:00419 6(旧 0419 6)
検査項目
JLAC10
D007(01)
マグネシウム
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点 ☆
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
Mgの生体内における生化学的作用は多岐にわたり,しかも酵素活性やエネルギー代謝過程に不可欠である。従来,独特の症状,徴候がないので単独で取り上げられることは少なかったが,その病態生理学的役割の重要性についても再認識する必要がある。ことに体液喪失時や利尿剤の長期投与時は定期的に血清Mg濃度の検査が必要となる。一方尿中Mg量はMg欠乏症の診断に有用である。
Mg剤過剰投与, Addison病, ビタミンD投与, ミルク・アルカリ症候群, リチウム治療, 急性肝炎, 急性腎不全乏尿期, 甲状腺機能低下症, 高Mg透析液使用, 白血病, 慢性腎不全
SIADH, 家族性腎性Mg喪失症, 吸収不良症候群, 急性膵炎, 原発性アルドステロン症, 高Ca血症, 糖尿病, 尿細管性アシドーシス, 慢性アルコール中毒, 慢性腎不全利尿期, 利尿剤投与
測定法文献
北村 元仕:実践臨床化学 1版 (医歯薬出版) 166~171 1974
臨床意義文献
荒川 泰行 他:日本臨床 53-増-762~768 1995