現在のラボ:千葉中央
○ALPアイソザイム (IFCC)
項目コード:3267 2
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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ALPアイソザイム (IFCC)
3B080-0000-023-238 -
血清
0.3 -
S09
↓
A00 -
(21日)
- 2~4
-
48
※4
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アガロースゲル電気泳動法
電気泳動法
荷電粒子の浮遊する電解質溶液に通電すると,粒子は各粒子の荷電と逆の極側に移動する現象を利用し,移動度から目的の物質を測定する方法。
水溶液支持体にはセルロースアセテート膜,アガロースゲル,ポリアクリルアミドゲルなどが用いられる。 -
ALP1 0.0~5.3
ALP2 36.6~69.2
ALP3 25.2~54.2
ALP5 0.0~18.1 (%)
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ALPアイソザイム (IFCC)
備考
&1
血液型BまたはO型でLewis分泌型の人では,ALP総活性値およびALP5の出現率が高くなることがあります。
診療報酬
D007(14)
ALPアイソザイム
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
正常及び各種疾患のヒト血清中には下表のように肝性・骨性・胎盤性・小腸性などの数種類のALPアイソザイムが出現し,これらの間に電気泳動易動度,耐熱性,各種アミノ酸による阻害度,免疫交差反応などにかなりの相違がみられ,相互の分別に利用されている。
異常値を示す病態・疾患
ALP1
肝臓-肝・胆道の閉塞などで出現
ALP2
肝臓-肝・胆道疾患などで上昇
ALP3
骨-骨生成疾患などで上昇(ALP3上昇時にはALP2との分離が不明瞭になることがあります)
ALP4
胎盤-主に妊娠時に出現
ALP5
小腸-脂肪食後,肝硬変などで上昇
ALP6
免疫グロブリンと結合したALP *小児ではALP3が主分画
参考文献
測定法文献
芝 紀代子:目でみる電気泳動法2 (医歯薬出版) 55~71 1989
臨床意義文献
坂岸 良克:臨床検査 32-11-1262~1271 1988