現在のラボ:千葉中央
○プロトロンビンフラグメントF1+2
項目コード:0176 6
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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プロトロンビンフラグメントF1+2
2B170-0000-022-023 -
血漿
0.3 -
PC2
↓
A00 -
(21日)
- 2~5
-
192
※3
-
ELISA
ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。 - 69~229(pmol/L)
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プロトロンビンフラグメントF1+2
備考
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凝固検体取り扱いについては、下記をご参照ください。
3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し,転倒混和を5~6回繰り返した後,速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目をご依頼される場合で,採血量が1.8mL以上の場合,(PC5)の容器をご利用ください。)
診療報酬
D006(26)
プロトロンビンフラグメントF1+2
血液学的検査判断料125点
- 「トロンビン・アンチトロンビン複合体(TAT)」、「プロトロンビンフラグメントF1+2」及び「フィブリンモノマー複合体」のうちいずれか複数を同時に測定した場合は、主たるもののみ算定する。
容器
PC2 旧容器記号 K H2 11
3.2%クエン酸ナトリウム入り (真空採血量1.8mL)
内容:3.2%クエン酸Na 0.2mL
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年 (25本入りプラスティックケース開封後1ヵ月)
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
プロトロンビンが,活性型第Ⅴ因子,Ca2+,リン脂質の存在下に活性型第Ⅹ因子と巨大複合体(prothrombinase)を形成し,限定分解をうけ活性化されトロンビンとなる際にプロトロンビン・フラグメントF1+2(F1+2)が遊離される。F1+2は第Ⅹ因子活性およびトロンビン生成を反映するものと考えられる。よって凝固亢進状態およびワーファリン服用時の抗凝固能としてのモニタリングやDICの病態把握治療効果判定に有用である。
異常値を示す病態・疾患
減少する病態
ワーファリン,良コントロール時
高値疾患
DIC, 血栓症
参考文献
測定法文献
Pelzer H, et al:Thrombosis and Haemostasis 65 (2):153~159, 1991.
臨床意義文献
丸山 征朗:日本臨牀 68 (増):685~687, 2010.