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○1,25-(OH)2ビタミンD
項目コード:0210
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
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1,25-(OH)2ビタミンD
3G070-0000-023-001 -
血清
0.6 -
S09
↓
A00 -
- 4~8
-
388
※4
-
RIA2抗体法
RIA(Radio immunoassay)
放射性免疫測定法
抗体に対して放射性同位元素(RI)で標識した抗原と検体中の抗原を競合的に抗原抗体反応を行い,抗体と結合した標識抗原(結合型:Bound)と抗体と結合していない標識抗原(遊離型:Free)を分離し,その割合を放射活性から抗原の濃度として測定する方法。
結合型と遊離型の分離方法(B/F分離)として,抗体を固相化しておく固相法,抗原抗体複合体に第2抗体を結合させて沈澱させる2抗体法,抗原抗体複合体を硫酸アンモニウム(硫安)で沈澱させる硫安塩析法,抗原抗体複合体を沈澱試薬で沈澱させるPEG法などがある。 - 成人 20.0~60.0 小児 20.0~70.0(pg/mL)
-
1,25-(OH)2ビタミンD
備考
※1
診療報酬
D007(63)
1,25-ジヒドロキシビタミンD3
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点
- 「1,25-ジヒドロキシビタミンD3」は、ラジオレセプターアッセイ法、RIA法又はELISA法により、慢性腎不全、特発性副甲状腺機能低下症、偽性副甲状腺機能低下症、ビタミンD依存症Ⅰ型若しくは低リン血症性ビタミンD抵抗性くる病の診断時又はそれらの疾患に対する活性型ビタミンD3剤による治療中に測定した場合に限り算定できる。ただし、活性型ビタミンD3剤による治療開始後1月以内においては2回を限度とし、その後は3月に1回を限度として算定する。
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
ビタミンD過剰摂取、中毒で高値傾向、ビタミンD欠乏症、くる病、骨軟化症で低値傾向を示すと報告されている。
異常値を示す病態・疾患
減少する疾患
ビタミンD抵抗性クル病, 特発性副甲状腺機能低下症, 慢性腎不全, 慢性透析患者
上昇する疾患
ビタミンD製剤投与患者, 原発性副甲状腺機能亢進症
参考文献
測定法文献
Fraser WD et al:Ann Clin Biochem 34-632~637 1997
臨床意義文献
鈴木 正司 他:臨床透析 14-3-371~376 1998