現在のラボ:SRL Advanced Lab.FMA

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項目コード:7413
検査項目
JLAC10
液相(核酸)ハイブリダイゼーション
液相中でrRNAを遊離させ,化学発光物質で標識したDNAプローブを用いてハイブリダイゼーションを行い,ハイブリッドを分離剤に吸着させた後,化学発光により検出する方法。
※エ
測定対象は,6,11,42,43,44型です。ただし,型別の判定ではありません。細胞診検査(V41:ThinPrep容器)との同時依頼も可能です。
内容:メタノール55%
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年6ヵ月
[ご注意]
妊婦より細胞を採取する場合は、安全性を考慮し、ブラシ、スパーテル等などの採取器具の使用は避け、綿棒を使用してください。
ただし、綿棒で検査に必要な細胞量を採取するために、採取前に別の綿棒で粘液を除去し、
採取に使用した綿棒を保存液中で充分にすすぎ、採取した細胞を洗い落としてください。
容器には綿棒の先端を残さないで室温保存してください。
また、綿棒では無理な力がかかりますと折れる可能性がありますので充分にご注意ください。
HPVは、DNAの塩基配列の相同性により現在までに100種類以上に分類され、これらはその病理学的診断により、ハイリスク型、ローリスク型の2つのグループに大別することができる。ハイリスク型として、子宮頚癌からは16、18型が高頻度に検出され、高度異形成からは31、33、35、52、56型などが検出される。ローリスク型として、尖圭コンジローマなどの良性腫瘍からは6、11型が高頻度に検出される。従って、本検査によるローリスク型HPV DNAの検出は、HPVによるSILや子宮頚癌発生の予測因子として有用であると考えられる。
子宮頸癌, 尖圭コンジローマ
測定法文献
Ko.V et al:Cancer Cytopathology 108(6):468~474,2006.
臨床意義文献
石 和久,他:臨床検査51(8):857~860,2007.