現在のラボ:SRL Advanced Lab.FMA

項目コード:4A15
検査項目
JLAC10
※1
<ピロリ菌の除菌治療前>
ペプシノゲンとヘリコバクターピロリ抗体を実施し、それぞれの検査結果とABC分類をご報告いたします。
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
以下の場合には、正しい結果が得られない可能性があります。
胃がんの主な発症原因はピロリ菌感染であり、ピロリ菌の感染歴を調べるために、血液による抗ヘリコバクターピロリ抗体検査が広く用いられています。
これまで、ピロリ菌に現在感染している状態を“現感染”、感染していない状態を“未感染”と分けていますが、血液中のピロリ菌抗体検査において、未感染と現感染が混在する問題(陰性高値)がありました。
本検査は、上記の問題点を無視できると日本胃がん予知・診断・治療研究機構から推奨されている試薬を使用しており、より精度が高い検査です。
除菌対象となる現感染者を効率的に把握し、胃がん予防の一助としてご活用ください。
胃がん、ヘリコバクターピロリ感染症
測定法文献
乾 正幸,他:日本ヘリコバクター学会誌 19(1):33~42,2017.
臨床意義文献
三木 一正,他:胃がんリスク層別化検診(ABC検診):1~4,2019.