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現在のラボ:札幌ミライラボ

IGF-Ⅰ (ソマトメジンC)(2022年3月31日ご依頼分をもって受託中止)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 中止
    IGF-Ⅰ (ソマトメジンC)(2022年3月31日ご依頼分をもって受託中止)
    4A015-0000-023-006
    血清
    0.3
    S09

    A00
    凍結
    (21日)
    2~5
    218
    ※5
    RIA固相法(IRMA)

    IRMA(Immuno radio metric assay)
    免疫放射定量法
    RIAの1つで,固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,放射性同位元素(RI)で標識した抗体を抗原に2次反応させる方法。
    固相化抗体と標識抗体が抗原を挟む形で結合することから,サンドイッチ法とも呼ばれる。

    下記参照

備考

&エ

診療報酬

D008(42)
ソマトメジンC
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △

容器

補足情報

臨床意義

IGF-1(Insulin-like Growth Factor I)はソマトメジンCとも呼ばれ、GH(Growth factor Hormone;成長ホルモン)の作用により主に肝臓で産生されるホルモンです。
GHの分泌異常を反映するため、先端巨大症や下垂体性巨人症では高値を示し、下垂体機能低下症や成長ホルモン分泌不全性低身長症(下垂体性低身長、成長ホルモン欠損症)では低値を示します。そのため、GH分泌不全・分泌過剰疾患の診断やモニタリングに有用であり、「先端巨大症および下垂体性巨人症の診断と治療の手引き」には診断基準のひとつとして記載されています。
IGF-1はGHに比べ、運動やストレス、睡眠、食事の影響をほとんど受けず、結合タンパクと結びついていることから血中半減期が長く、日内変動が少ないとされています。一方で、年齢や性別によって変動がみられるため、血中IGF-1値を評価する際は、健常人の年齢、性別基準と照らし合わせて判断する必要があります。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

先端巨大症、下垂体性巨人症、下垂体機能低下症、成長ホルモン分泌不全性低身長症、成長ホルモン不応性症候群

参考文献

測定法文献
高須 重人 他:ホルモンと臨床 44-4-383~391 1996
臨床意義文献
藤枝 憲二 他:ホルモンと臨床 44-11-1229~1239 1996

関連項目

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