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○トロンボテスト(TT)(2021年3月30日ご依頼分をもって受託中止)
項目コード:102703
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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トロンボテスト(TT)(2021年3月30日ご依頼分をもって受託中止)
2B035-0000-022-311 -
血漿
0.5 -
PC2
↓
A00 -
- 1~3
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凝固時間測定法
凝固時間法
測定対象となる因子の欠乏血漿とトロンボプラスチン,アクチン,塩化カルシウムを加え,凝固するまでの時間を測定する方法。 - 70以上(%)
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備考
採血後,速やかに血漿分離してください。
3.2%のクエン酸ナトリウム0.2mLに血液1.8mLの割合で採血し,転倒混和を5~6回繰り返した後,速やかに血漿分離してください。血漿は必ず凍結保存してください。(複数の検査項目をご依頼される場合で,採血量が1.8mL以上の場合,(PC5)の容器をご利用ください。)
容器
PC2 旧容器記号 K H2 11
3.2%クエン酸ナトリウム入り (真空採血量1.8mL)
内容:3.2%クエン酸Na 0.2mL
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年 (25本入りプラスティックケース開封後1ヵ月)
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
トロンボテスト(TT)はワーファリンなどのビタミンK拮抗薬による経口抗凝血薬療法のコントロールに適した検査法として1959年Owrenが考案した。経口抗凝血薬ワーファリンは,肝細胞でのビタミンKの代謝を阻害することにより,第Ⅱ,Ⅶ,Ⅸ,Ⅹ因子の合成を阻害し,抗凝固作用を発揮する。第Ⅱ,Ⅶ,Ⅸ,Ⅹ因子はいずれも,γ-カルボキシグルタミン酸(GIa)残基を有するビタミンK依存性凝固因子である。トロンボテスト値の低下は,第Ⅱ,Ⅶ,Ⅹ因子の低下を反映する。
異常値を示す病態・疾患
低値疾患
DIC, 肝炎, 肝硬変, 劇症肝炎, 新生児出血性疾患, 先天性第Ⅱ,Ⅶ,Ⅹ因子欠乏症, 乳児ビタミンK欠乏性出血症, 閉塞性黄疸
参考文献
測定法文献
藤巻 道男:臨床検査技術全書3 血液検査第1版 (医学書院) 489~490 1972
臨床意義文献
植田 基生:日本臨床 53-増-14~17 1995