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現在のラボ:札幌ミライラボ

ループスアンチコアグラント

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • ループスアンチコアグラント
    5G500-0000-022-311
    速やかに遠心
    血漿
    1.0
    PC5

    A00
    凍結
    2~5
    APTT凝固時間法
    46.5以下(秒)

備考

&1
採血後,速やかに室温で1500G以上15分間遠心後,バフィーコートより5mm以上うえから血漿を採取して凍結保存にてご提出ください。血小板の混入は,測定結果に影響しますのでご注意ください。
※遠心機回転数の計算式
G=1.118×10-5×r×n2
r:遠心機のローター半径(cm)
n:1分間あたりの回転数(rpm)
採血後,速やかに室温で1500G以上15分間遠心後,バフィーコートより5mm以上うえから血漿を採取して凍結保存にてご提出ください。血小板の混入は,測定結果に影響しますのでご注意ください。
※遠心機回転数の計算式
G=1.118×10-5×r×n2
r:遠心機のローター半径(cm)
n:1分間あたりの回転数(rpm)

容器

補足情報

臨床意義

ループスアンチコアグラントは,自己免疫疾患,悪性腫瘍,血栓症などで認められ,まれに健常人の血中にも認められる。
ループスアンチコアグラントは,in Vitroでは顕著な凝固時間の延長とAPTTおよびPTの延長傾向を示すにもかかわらず,臨床的にはほとんど出血傾向を認めず,血栓傾向を示すことが知られている。このことからループスアンチコアグラントは,実際の凝固反応の場である血管内皮細胞や血小板膜状では凝固反応をする作用があるものと考えられる。

異常値を示す病態・疾患

適応疾患

冠動脈疾患, 関節リウマチ, 習慣流産(へパリン等の薬剤投与患者), 全身性エリテマトーデス, 突発性血小板減少性紫斑病

参考文献

測定法文献
後藤 守孝,他:Modern Physician 15(12):1545 ~ 1550, 1995.
臨床意義文献
安室 洋子 他:日本臨床 53-増-490~493 1995

関連項目

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