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○デオキシピリジノリン(DPD)(骨粗鬆症)
項目コード:380554 / 4285
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-
検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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デオキシピリジノリン(DPD)(骨粗鬆症)
5C146-0000-001-021 -
部分尿
3 - U00
-
- 2~5
-
191
※5
-
EIA
EIA(Enzyme immunoassay)
酵素免疫測定法
測定原理はRIAと同様で,標識物質に酵素で標識した抗原または抗体を用いて抗原抗体反応を行い,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。 -
クレアチニン換算値
M 2.1~5.4
F 2.8~7.6 (nmol/mmol・CRE)
判定基準:下記参照
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デオキシピリジノリン(DPD)(骨粗鬆症)
備考
&1
午前中の第二尿をご提出ください。
診療報酬
D008(39)
デオキシピリジノリン(DPD)(尿)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △
- 「I型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTX)」及び「デオキシピリジノリン(DPD)(尿)」は、原発性副甲状腺機能亢進症の手術適応の決定、副甲状腺機能亢進症手術後の治療効果判定又は骨粗鬆症の薬剤治療方針の選択に際して実施された場合に算定する。
なお、骨粗鬆症の薬剤治療方針の選択時に1回、その後6月以内の薬剤効果判定時に1回に限り、また薬剤治療方針を変更したときは変更後6月以内に1回に限り算定できる。 - 「酒石酸抵抗性酸ホスファターゼ(TRACP-5b)」と「Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTX)」、「オステオカルシン(OC)」又は「デオキシピリジノリン(DPD)(尿)」を併せて実施した場合は、いずれか一つのみ算定する。
容器
U00 旧容器記号 Y
尿用容器
貯蔵方法:室温
補足情報
[2670 4]
[4753 1]
[380654]
[3806]
Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド (NTx) (骨粗鬆症)
[2673 6]
[4756 8]
[380554]
[3805]
デオキシピリジノリン (DPD) (骨粗鬆症) の判定基準
検査項目 | 骨粗鬆症薬剤治療の指標 | 単位 | |
---|---|---|---|
骨折リスク カットオフ値 | 骨量減少 カットオフ値 | ||
Ⅰ型コラーゲン架橋 N-テロペプチド (NTx) (骨粗鬆症) |
54.3 | 35.3 | nmolBCE/mmol・CRE |
デオキシピリジノリン (DPD) (骨粗鬆症) | 7.6 | 5.9 | nmol/mmol・CRE |
臨床意義
Ⅰ型コラ-ゲン架橋の各種代謝産物は,骨の代謝回転、特に骨吸収を鋭敏に反映し,なかでもデオキシピリジノリンは,主として骨のコラ-ゲンに局在することから,骨吸収の指標として信頼性が高いとされている.原発性副甲状腺機能亢進症,甲状腺機能亢進症,骨Paget病などの代謝骨疾患や閉経後のエストロゲン欠乏状態においては骨吸収が著明となり,デオキシピリジノリンが有意に高値を示すことが報告されている.また,治療効果を反映し変動することから,骨代謝状態の指標や治療効果判定の指標として有用と考えられる.一方,悪性腫瘍の骨転移においてもデオキシピリジノリンは高値を示し,骨転移の進展により上昇することから,悪性腫瘍の骨転移の診断補助や骨転移病巣の進行度の指標および経過観察において有用考えられる.また,骨粗鬆症をはじめとした骨量減少を伴う各種疾患における骨吸収状態の指標や治療効果判定に有用と考えられる。
異常値を示す病態・疾患
適応疾患
骨粗鬆症
参考文献
測定法文献
山本 逸雄 他:ホルモンと臨床 44-7-747~757 1996
臨床意義文献
中村 哲郎 他:ホルモンと臨床 44-9-1025~~1028 1996