現在のラボ:札幌ミライラボ
○Ⅰ型コラーゲン架橋 N-テロペプチド(NTx)(骨粗鬆症)
項目コード:380654 / 2574
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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Ⅰ型コラーゲン架橋 N-テロペプチド(NTx)(骨粗鬆症)
5C123-0000-001-052 -
部分尿
3 - U00
-
- 2~5
-
156
※5
-
CLEIA
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。 -
男性 13.0~66.2
閉経前女性 9.3~54.3
閉経後女性 14.3~89.0
(参考値)
(nmolBCE/mmol・CRE) 判定基準:下記参照
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Ⅰ型コラーゲン架橋 N-テロペプチド(NTx)(骨粗鬆症)
備考
&1
午前中の第二尿をご提出ください。血尿でのご提出は避けてください。
診療報酬
D008(25)
Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTX)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △
- 「I型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTX)」及び「デオキシピリジノリン(DPD)(尿)」は、原発性副甲状腺機能亢進症の手術適応の決定、副甲状腺機能亢進症手術後の治療効果判定又は骨粗鬆症の薬剤治療方針の選択に際して実施された場合に算定する。
なお、骨粗鬆症の薬剤治療方針の選択時に1回、その後6月以内の薬剤効果判定時に1回に限り、また薬剤治療方針を変更したときは変更後6月以内に1回に限り算定できる。 - 「酒石酸抵抗性酸ホスファターゼ(TRACP-5b)」と「Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTX)」、「オステオカルシン(OC)」又は「デオキシピリジノリン(DPD)(尿)」を併せて実施した場合は、いずれか一つのみ算定する。
容器
U00 旧容器記号 Y
尿用容器
貯蔵方法:室温
補足情報
[2670 4]
[4753 1]
[380654]
[3806]
Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド (NTx) (骨粗鬆症)
[2673 6]
[4756 8]
[380554]
[3805]
デオキシピリジノリン (DPD) (骨粗鬆症) の判定基準
検査項目 | 骨粗鬆症薬剤治療の指標 | 単位 | |
---|---|---|---|
骨折リスク カットオフ値 | 骨量減少 カットオフ値 | ||
Ⅰ型コラーゲン架橋 N-テロペプチド (NTx) (骨粗鬆症) |
54.3 | 35.3 | nmolBCE/mmol・CRE |
デオキシピリジノリン (DPD) (骨粗鬆症) | 7.6 | 5.9 | nmol/mmol・CRE |
臨床意義
NTxはヒトの骨に対する特異性が高く,閉経女性のエストロゲン分泌の低下やペ-ジェット病等の骨吸収の亢進により高値を示すことより,骨の吸収を直接に反映する指標になる. 測定に使用するキット試薬,オステオマ-クは,NTxに特異性の高いモノクロ-ナル抗体を使用しており,Ⅰ型以外のコラ-ゲン代謝物は認識しない.また,骨以外の組織由来のコラ-ゲン代謝の影響は少なく,骨吸収に対する特異性が優れている.次に示す疾患において臨床上の有用性が確かめられている.1) 原発性副甲状腺機能亢進症における骨吸収の指標,2) 原発性副甲状腺機能亢進症の治療(手術)効果の判定,3)悪性腫瘍の骨転移の指標および骨転移病巣の進行度の指標,4)骨粗鬆症の薬剤治療方針の選択の指標及び薬剤効果判定の指標
異常値を示す病態・疾患
適応疾患
骨粗鬆症
参考文献
臨床意義文献
馬場 正博:生物試料分析 22-2-121~128 1999