現在のラボ:杏和総合
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項目コード:2187
検査項目
JLAC10
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。
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午前中の第二尿をご提出ください。血尿でのご提出は避けてください。
D008(25)
Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTX)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △
尿用容器
貯蔵方法:室温
検査項目 | 骨粗鬆症薬剤治療の指標 | 単位 | |
---|---|---|---|
骨折リスク カットオフ値 | 骨量減少 カットオフ値 | ||
Ⅰ型コラーゲン架橋 N-テロペプチド (NTx) (骨粗鬆症) |
54.3 | 35.3 | nmolBCE/mmol・CRE |
デオキシピリジノリン (DPD) (骨粗鬆症) | 7.6 | 5.9 | nmol/mmol・CRE |
NTxはヒトの骨に対する特異性が高く,閉経女性のエストロゲン分泌の低下やペ-ジェット病等の骨吸収の亢進により高値を示すことより,骨の吸収を直接に反映する指標になる. 測定に使用するキット試薬,オステオマ-クは,NTxに特異性の高いモノクロ-ナル抗体を使用しており,Ⅰ型以外のコラ-ゲン代謝物は認識しない.また,骨以外の組織由来のコラ-ゲン代謝の影響は少なく,骨吸収に対する特異性が優れている.次に示す疾患において臨床上の有用性が確かめられている.1) 原発性副甲状腺機能亢進症における骨吸収の指標,2) 原発性副甲状腺機能亢進症の治療(手術)効果の判定,3)悪性腫瘍の骨転移の指標および骨転移病巣の進行度の指標,4)骨粗鬆症の薬剤治療方針の選択の指標及び薬剤効果判定の指標
骨粗鬆症
臨床意義文献
馬場 正博:生物試料分析 22-2-121~128 1999