現在のラボ:札幌ミライラボ
○γ-セミノプロテイン (γ-Sm)
項目コード:304402 / 0812
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
-
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γ-セミノプロテイン (γ-Sm)
5D310-0000-023-052 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
(21日)
- 2~5
-
192
※5
-
CLEIA
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。 - 4.0以下(ng/mL)
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γ-セミノプロテイン (γ-Sm)
備考
&1
(基準値について)4.0 ng/mLは良性疾患との鑑別値です。
診療報酬
D009(28),B001(03ロ)
γ-セミノプロテイン(γ-Sm),悪性腫瘍特異物質治療管理料(その他のもの)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 ○
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
補足情報
臨床意義
γ-セミノプロテイン(γ-Sm)は,前立腺腺上皮細胞と精漿にのみ存在する前立腺特異抗原で,分子量28,000~29,000の糖蛋白である。γ-Smは粗面小胞体で蛋白合成され,ゴルジ装置にて糖が付加され,濃縮・貯蔵,分泌顆粒に梱包され腺腔内に放出される。γ-Smは,臓器特異性が高く,前立腺疾患の悪性,良性腫瘍マーカーとして有用である。近年,本物質はPSA(PA)と同一物質と考えられている。
異常値を示す病態・疾患
上昇する疾患
前立腺癌, 前立腺肥大
参考文献
測定法文献
佐藤 達郎, 他: 医学と薬学 43(1): 97~106, 2000.
臨床意義文献
江藤 耕作:臨床病理 特68-82~88 1986
関連項目
- 総酸性フォスファターゼ(AcP)
- 前立腺酸性フォスファターゼ(PAP)
- アルカリフォスファターゼ(ALP)
- TPA