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項目コード:05120 2(旧 5120 4)
検査項目
JLAC10
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。
(基準値について)4.0 ng/mLは良性疾患との鑑別値です。
D009(28),B001(03ロ)
γ-セミノプロテイン(γ-Sm),悪性腫瘍特異物質治療管理料(その他のもの)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 ○
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
γ-セミノプロテイン(γ-Sm)は,前立腺腺上皮細胞と精漿にのみ存在する前立腺特異抗原で,分子量28,000~29,000の糖蛋白である。γ-Smは粗面小胞体で蛋白合成され,ゴルジ装置にて糖が付加され,濃縮・貯蔵,分泌顆粒に梱包され腺腔内に放出される。γ-Smは,臓器特異性が高く,前立腺疾患の悪性,良性腫瘍マーカーとして有用である。近年,本物質はPSA(PA)と同一物質と考えられている。
前立腺癌, 前立腺肥大
測定法文献
佐藤 達郎, 他: 医学と薬学 43(1): 97~106, 2000.
臨床意義文献
江藤 耕作:臨床病理 特68-82~88 1986