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○総酸性フォスファターゼ(AcP)(2016年12月1日ご依頼分をもって受託中止)
項目コード:00431 2(旧 0431 9)
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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総酸性フォスファターゼ(AcP)(2016年12月1日ご依頼分をもって受託中止)
3B220-0000-023-272 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
(21日)
- 2~4
- DCAP-P基質法
- 14.4以下(U/L)
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容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
総酸性フォスファターゼ(ACP)はリン酸モノエステルを加水分解する酵素のうち至適pH4.5~6.0の酸性域にあるものをいう。前立腺に多く存在するほか血球細胞,肝臓,腎臓などの臓器や細胞に存在する。
ACPは前立腺では他臓器に比べ100~1,000倍も高い活性を示す。よって前立腺癌患者では血中ACPが高いことが多く,特に進行前立腺癌症例の多くでACPの上昇がみられ,これが治療経過により推移することより,前立腺癌の病勢のモニター治療効果の判定として広く使用されている。しかしACPが上昇するのは前立腺癌でも比較的病期の進んだものが多い。よって他の前立腺癌マーカーとの組み合せ測定が望ましい。
異常値を示す病態・疾患
減少する疾患
ダウン症候群
上昇する疾患
アミロイドーシス, 鎌状赤血球貧血, 急性肝炎, 急性心筋梗塞, 急性腎不全, 骨への癌転移, 細網肉腫, 前立腺癌, 多発性骨髄腫, 特発性血小板減少性紫斑病, 副甲状腺機能亢進症, 慢性肝疾患, 慢性骨髄性白血病
参考文献
測定法文献
吉田 俊彦 他:第7回日本臨床化学会分析部会関東支部学術集会 講演会抄録集 48~51 1989
臨床意義文献
石部 知行:日本臨床 38-春増-1340~1349 1980