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現在のラボ:札幌ミライラボ

免疫グロブリン遊離L鎖κ/λ比(フリーライトチェーン)

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 免疫グロブリン遊離L鎖κ/λ比(フリーライトチェーン)
    5A141-0000-023-062
    血清
    0.8
    S09

    A00
    冷蔵
    2~5

    388
    ※6
    ラテックス比濁法
    κ型 3.3~19.4(mg/L)
    λ型 5.7~26.3(mg/L)
    κ/λ比 0.26~1.65

備考

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●検査結果について(試薬メーカー資料より引用)
・本測定結果は、補助診断としてご利用ください。
・診断・治療を決定する場合、また、臨床経過と測定値が一致しない場合は、病歴や他の検査所見も参考にして、総合的判断で行ってください。
・遊離L鎖の増加のため、抗原過剰により、予想外に低い測定値を示すこともあります。
・遊離L鎖の構造変化により、前回測定値と結果が大きく乖離する場合があります。

診療報酬

D015(29)
免疫グロブリン遊離L鎖κ/λ比
免疫学的検査判断料144点

  • 「免疫グロブリンL鎖κ/λ比」と「免疫電気泳動法(抗ヒト全血清)」又は「免疫電気泳動法(特異抗血清)」を同時に実施した場合は、主たるもののみ算定する。

容器

臨床意義

形質細胞で産生されるH鎖(重鎖:heavy chain)とL鎖(light chain)が結合し、免疫グロブリンが分泌される。L鎖はH鎖よりも多く産生されるため、H鎖と結合しない遊離L鎖(free light chain)は細胞外へ放出される。多発性骨髄腫をはじめとする単クローン性γグロブリン血症などにおいては、単クローン性の形質細胞が増殖し、κ型、或いはλ型のどちらかのL鎖の増加がみられ、κ/λ比は異常を示す。

参考文献

測定法文献
守田 由香,他:医学と薬学 74(8):945~950,2017.
臨床意義文献
清水一之:Lab Clin Pract 25(2):89~96,2007.

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