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○遊離サイロキシン (Free T4)
項目コード:B44402 / 0530
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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遊離サイロキシン (Free T4)
4B035-0000-023-052 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
- 1~3
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121
※5
-
CLEIA
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。 - 0.75~1.45(ng/dL)
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遊離サイロキシン (Free T4)
診療報酬
D008(14)
遊離サイロキシン(FT4)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
甲状腺ホルモンであるサイロキシン(T4)量は,甲状腺機能亢進症で上昇、機能低下症では減少するが、甲状腺機能の異常以外でも妊娠、経口避妊薬の内服、先天性TBG増加症などによりサイロキシン結合蛋白(TBP)の量が増加しているとき増加し、逆にネフローゼ症候群、強度の肝疾患、先天性TBG減少症などでTBPが減少しているときに減少する。しかし,血中の遊離T4 量(総T4量のおよそ0.05%) は、TBPの濃度変化には依存せず、甲状腺機能を良く反映する。そのことより、血中遊離T4量の測定は甲状腺機能診断の有用な指標となり得ることができる。
参考文献
測定法文献
矢野 美沙紀,他:医学と薬学 77(5):793~804, 2020.
臨床意義文献
宮崎 直子,他:医学と薬学 70(2):367~380,2013.