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○遊離サイロキシン (Free T4)〔CLEIA〕
項目コード:0X497 7(旧 X497 2)
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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遊離サイロキシン (Free T4)〔CLEIA〕
4B035-0000-023-052 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
(21日)
- 2~4
-
121
※5
-
CLEIA
CLEIA(Chemiluminescent enzyme immunoassay)
化学発光酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光基質を加えて発光強度を測定する方法。 - 0.75~1.45 (ng/dL)
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遊離サイロキシン (Free T4)〔CLEIA〕
診療報酬
D008(14)
遊離サイロキシン(FT4)
生化学的検査(Ⅱ)判断料144点 △
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
甲状腺ホルモンであるサイロキシン (T4) 量は、甲状腺機能亢進症では増加、機能低下症では減少します。また、甲状腺機能の異常以外でも妊娠、経口避妊薬の内服、先天性TBG増加症などによりサイロキシン結合蛋白 (TBP) の量が増加しているときに増加し、逆にネフローゼ症候群、強度の肝疾患、先天性TBG減少症などでTBPが減少しているときに減少します。一方、血中のFree T4量 (Total T4量のおよそ0.05%) は、TBPの濃度変化には依存せず、甲状腺機能を直接的に反映します。よって、血中 Free T4量の測定は、甲状腺機能診断の有用な指標となります。
参考文献
測定法文献
矢野 美沙紀, 他:医学と薬学 77 (5):793~804, 2020.
臨床意義文献
乾 武広, 他:臨床検査 34 (11):1531~1536, 1990.