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項目コード:010403
検査項目
JLAC10
UV法(Ultraviolet absorption spectrophotometry)
紫外部吸光光度分析
測定原理は比色法と同様で,紫外部波長を用いて測定する方法。通常は200 ~ 400nmの近紫外部の波長が使われる。
グルコース ヘモグロビンA1c(HbA1c)(NGSP)のご依頼について
グルコース,ヘモグロビンA1c(HbA1c)(NGSP)を同時にご依頼される場合は,専用容器(PF2)1本で受託可能です。遠心分離せず冷蔵保存にてご提出ください。
下図の容器に採血し,よく混和させ,血漿分離してください。
血漿は冷蔵保存してください。
D007(01)
グルコース
生化学的検査(Ⅰ)判断料144点 ☆
フッ化Na入り (真空採血量2mL)
内容:フッ化Na 2.5mg ヘパリンNa 25uspu EDTA-2Na 7.4mg
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から2年
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
一般に血糖とは、血液中のグルコースのことをいい、空腹時の血糖値は恒常的に調節されている。血糖調節の最大の因子はインスリンであり、不足すると高血糖になり、過剰では低血糖になる。またインスリンの拮抗ホルモンにはグルカゴン,コルチゾール,カテコールアミンなどがある。
拮抗ホルモンの過剰によっても高血糖になり、不足すると低血糖になる。インスリン欠乏による高血糖を示す疾患は糖尿病であり、低血糖を示す代表的疾患は、インスリノーマ,脳下垂体不全症である。
高血糖がみられ,糖尿病が疑われたら、75gグルコース負荷試験を行う。早朝空腹時に75gグルコース液を飲ませて30分ごとに採血し、2時間までの血糖曲線を測定する。前値が140mg/dl以上、または2時間値が200mg/dl以上なら糖尿病型と判定する。
アジソン病, インスリノーマ, 胃癌, 下垂体機能低下症, 肝疾患, 甲状腺機能低下症, 高インスリン血症, 小児特発性低血症, 食事性・機能的反応性低血糖, 腎性糖尿, 繊維腫及び肉腫, 中枢神経疾患, 脳下垂体不全症, 副腎皮質機能低下症
クッシング症候群, サイアザイド系降下症, 悪性高血圧症, 火傷, 外傷, 巨人症, 狭心症, 甲状腺機能亢進症, 骨折, 手術, 情緒的ストレス, 心筋梗塞, 代謝性疾患, 中枢神経系疾患, 糖尿病, 内分泌性疾患, 妊娠, 脳腫瘍クモ膜下出血, 副腎髄質腫瘍, 先端肥大症, 膵疾患
測定法文献
日本臨床化学会試薬専門委員会:臨床化学20(4):247~254、1991.
臨床意義文献
前川 聡 他:日本臨床 53-増-527~531 1995