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抗RNP抗体

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
  • 抗RNP抗体
    5G066-0000-023-092
    血清
    0.5
    S09

    A00
    冷蔵
    3~5
    144
    ※6
    オクタロニー法

    オクタロニー法(Ouchterlony method)
    平板内二重免疫拡散法
    平板内二重免疫拡散法と呼ばれるゲル内拡散法の1つ。ゲル内で抗体と抗原を拡散させ,抗原抗体反応により形成された沈降線の数や反応性の有無から,抗原と抗体の反応を確認する方法。

    陰性(倍)

備考

#1

診療報酬

D014(13)
抗RNP抗体半定量
免疫学的検査判断料144点 ★

容器

補足情報

臨床意義

RNAは非ヒストン核蛋白と複合体を形成し,snRNP(small nuclear ribonucleoprotein)と総称されている。抗RNP抗体は,これらsnRNPのうち特にU1-RNPのみを沈降させる抗体を指すので,抗U1-RNP抗体とも呼ばれる。
抗RNP抗体は抗核抗体でspeckled型染色パターンを示し,抗ENA抗体ではRnase感受性があるENA抗体と呼ばれる。本法は特異性が高く抗RNP抗体の同定法として最も一般的なものである。抗RNP抗体は,種々の自己免疫疾患に認められ,疾患特異性はないがMCTDでは高率に出現する。

異常値を示す病態・疾患

上昇する疾患

MCTD, Overlap 症候群, RA, SLE, オーバーラップ症候群, オーバーラップ症候群, シェーグレン症候群, シェーグレン症候群, 関節リウマチ(RA), 強皮症, 強皮症(PSS ), 強皮症(PSS), 混合性結合組織病(MCTD), 混合性結合組織病(MCTD), 全身性エリトマトーデス(SLE), 全身性エリトマトーデス(SLE), 多発性筋炎, 多発性筋炎(PM ), 多発性筋炎(PM), 慢性関節リウマチ(RA)

参考文献

測定法文献
金井 正光 他:臨床検査法提要 第30版 (金原出版) 973~975 1993
臨床意義文献
東條 毅 他:日本臨床 48-増-490~493 1990

関連項目

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