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ブリーバラセタム

  • 検査項目
    JLAC10

    材料
    検体量
    (mL)
    容器
    キャップ
    カラー
    保存
    (安定性)
    所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査方法
    基準値
    (単位)
    採血時刻
  • ブリーバラセタム
    3L253-0000-022-205
    速やかに遠心
    血漿
    0.3
    PH5

    A00
    冷蔵
    (28日)
    3~9

    特
    LC/MS/MS

    LC/MS/MS(Liquid chromatography tandem mass spectrometry)
    液体クロマトグラフィータンデム四重極型質量分析法
    液体クロマトグラフで親和性の差を利用して目的とする物質の成分を分解し,質量分析計でさらに質量ごとに分離して特定の質量イオンを解離・フラグメント化させ,それらのイオンを検出する方法。

    (μg/mL)
    次回投与直前 (Trough濃度)

備考

#1
採血後、3時間以内に血漿分離してください。
3時間以上の場合、低値となる可能性があります。
ブリィビアクト
採血容器についての注意事項
血清分離剤入り容器の使用は避けてください。薬物検査において、測定値に影響を及ぼす場合があります。
採血時刻についての注意事項
1.TDM(血中薬物濃度モニター)における採血時間です。 
2.連続投与においては定常状態到達後、採血を行ってください。
3.中毒時はPeak濃度も測定する必要があります。
4.標準的な時間であり、患者状況にあわせて採血するのが望ましいと思われます。
下図の容器に採血し、よく混和させ、3時間以内に血漿分離してください。
3時間以上の場合、低値となる可能性があります。血漿は冷蔵保存してください。

診療報酬

B001(02),B001(02ロ)
特定薬剤治療管理料,抗てんかん剤(てんかん患者)

  • 「特定薬剤治療管理料1」は、投与薬剤の血中濃度を測定し、その結果に基づき当該薬剤の投与量を精密に管理した場合、月1回に限り算定する。

容器

補足情報

臨床意義

ブリーバラセタム(商品名:ブリィビアクト®)は、「てんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)」を効能・効果として2024年6月に製造販売承認、 同年8月に薬価収載された新しい抗てんかん薬です。
ブリーバラセタムは、脳内の神経終末にあるシナプス小胞タンパク2A(SV2A)に結合することにより作用を発揮する薬剤であり、同様の作用機序を持つレベチラセタムと比較してSV2Aに対し高い親和性を示し選択的に結合することから、その発作抑制作用が期待されています。
本検査は、LC/MS/MSによりブリーバラセタムの血中濃度を測定いたします。血中濃度のモニタリングは、服薬コンプライアンスの評価や薬物相互作用による影響の確認、投与量の調整を行う際の指標となります。

異常値を示す病態・疾患

関連疾患

てんかん

参考文献

測定法文献
Mohamed S,et al:Ther Drug Monit 42(3):445~451,2020.
臨床意義文献
Feyissa AM:Neuropsychiatr Dis Treat 15:2587~2600, 2019.

関連項目

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