現在のラボ:金沢ラボ

項目コード:180054
検査項目
JLAC10
CLIA(Chemiluminescent immunoassay)
化学発光免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,化学発光性物質で標識した抗体を抗原に2次反応させ,化学発光性物質の発光強度を測定する方法。
#1
白血球の混入により高値となる可能性があるため、採尿後、24時間以内にできるだけ速やかに400G以上で5分間以上遠心分離し、上清を提出容器に移しご提出ください。
D001(19)
好中球ゼラチナーゼ結合性リポカリン(NGAL)(尿)〔CLIA法〕
尿・糞便等検査判断料34点
尿用容器
貯蔵方法:室温
好中球ゼラチナーゼ結合性リポカリン(Neutrophil Gelatinase-Associated Lipocalin:NGAL)は、尿細管に急激なストレスがかかると、遠位尿細管での産生増加および近位尿細管からの再吸収阻害が生じ、数時間で尿中排出量が増加することから、AKIの早期診断に有用として注目されています。また、尿中NGALは1日後には半減するため、発症原因の特定や回復期のモニタリングにおいて病態をリアルタイムに反映するバイオマーカーとして期待されているほか、AKIの重症度や予後予測の指標となる可能性が示唆されています。
急性腎障害(AKI)
測定法文献
Cullen MR,et al:Ann Clin Biochem 49(2):190~193,2012.
臨床意義文献
師田 かおり, 他:生物試料分析39(4):228~233,2016.