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項目コード:646654
検査項目
JLAC10
ELISA(Enzyme-Linked immunosorbent assay)
酵素免疫測定法
固相化した抗体に対して抗原を反応させた後,酵素標識した抗体を抗原に2次反応させ,発色基質を加えて酵素活性を測定する方法。
#エ
尿沈渣中にもアクアポリン2が存在するため均一に撹拌し,沈渣も含めてご提出ください。
研究検査 当社の通常受託項目とは異なり研究を目的とした検査であるため,基準値ならびに臨床的意義が明確にならない項目もございますので,内容をご理解のうえご依頼いただきますようお願い申し上げます。
尿用容器
貯蔵方法:室温
アクアポリン2(AQP2)は水分子のみを通すという特徴を持つ水チャネルである。腎臓の集合管で尿濃縮に関わっており体内の水分量調節を担っている。AQP2はバソプレシンの刺激により細胞内から細胞表面に移動し、原尿から水のみを再吸収し尿を濃縮する。臨床症例においては、AQP2の排泄量が心不全、肝硬変、SIADHなどでは増加し、腎性尿崩症や中枢性尿崩症などで減少することが示されている。
臨床意義文献
佐々木 成:臨床検査 57(6):637~641,2013.