現在のラボ:札幌ミライラボ
○トランスフェリン
項目コード:412402 / 0638
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検査項目
JLAC10 - 材料
検体量
(mL) - 容器
- キャップ
カラー - 保存
(安定性) - 所要
日数 - 実施料
判断料 - 検査方法
- 基準値
(単位)
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トランスフェリン
5C060-0000-023-061 -
血清
0.5 -
S09
↓
A00 -
- 2~5
-
60
※6
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免疫比濁法
TIA(Turbidimetric immnoassay)
免疫比濁法
抗原抗体反応による混濁物に光を照射させ,透過率を測定する方法。 -
M 190~300
F 200~340(mg/dL)
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トランスフェリン
備考
&1
診療報酬
D015(07)
トランスフェリン(Tf)
免疫学的検査判断料144点
容器
S09 旧容器記号 C1 1 セ X1
分離剤入り (真空採血量9mL)
貯蔵方法:室温
有効期間:製造から1年
A00 旧容器記号 X
ポリスピッツ
貯蔵方法:室温
臨床意義
トランスフェリン(Tf)は,主に肝で合成され,鉄の貯蔵,運搬に関与する分子量80,000の鉄結合性糖蛋白である。Tfは,血清鉄,不飽和鉄結合能,フェリチンなどと併せて鉄欠乏性貧血の鑑別診断,治療のモニターとして利用される。一方,尿Tfはアルブミン(Alb)とほぼ同様な排泄動態を示すことから,主に糸球体機能の評価に有用である。
異常値を示す病態・疾患
減少する疾患-その他
RESによる取り込み, 低栄養状態, 溶血性貧血
減少する疾患-肝臓での産生の低下
ヘモクロマトーシス, 肝硬変症
減少する疾患-生体内での分解,肝臓での産生低下
感染症, 膠原病
減少する疾患-体外への漏出
ネフローゼ症候群, 火傷
減少する疾患-体内での分解,肝臓での産生低下
悪性腫瘍
高値疾患
鉄欠乏性貧血, 糖尿病性腎症(尿中)
上昇する疾患-肝での産生の増加
エストロゲン, 鉄欠乏性貧血, 薬剤投与
上昇する疾患-肝細胞からの逸脱
急性肝炎
低値疾患
ネフローゼ症候群, 悪性腫瘍, 肝硬変
参考文献
測定法文献
伊藤 忠一:検査と技術 16-7-593~598 1988
臨床意義文献
山口 哲司 他:日本臨床 53-増-227~229 1995